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サーバーエンジニアが行う運用と保守の違い

サーバーエンジニアは、コンピューターシステムにおける重要なデータ保管庫であるサーバーの管理を行う技術者です。
近年のコンピューターシステムは、人が操作する端末ごとにデータを保管するのではなく、サーバーと呼ばれるデータ保管を専門とするコンピューターに一元管理されています。
端末からはネットワークを介してサーバーに接続し、必要に応じてデータをダウンロードして処理を行います。そのため個別の端末がダウンしても他の端末やサーバーにはさほど影響がありませんが、サーバーで障害が発生すると接続している端末など全体に影響が及んでしまいます。
サーバーエンジニアはサーバーの障害が発生しないよう管理を徹底し、定期的に保守も行っています。

システム運用の仕事は、システムの正常稼働を常に確認し、障害が発生しないようにすることです。
具体的な仕事は、サーバーの起動停止や定期的なデータ集計・入出力、監視、データのバックアップ、セキュリティ管理などです。24時間対応の運用もあるので、チームを組んで交代しながらシステムを安定稼働させています。

一方システム保守は、システム障害が生じた時に直ちに対応したり、障害が発生する前に予防措置を行います。
具体的には障害発生時の原因究明や修復作業、障害が発生する前のソフトのアップデート、バグの発見・修正などを行います。また、サーバー自体の入れ替えやソフトの導入なども仕事の範疇です。

以上がシステム運用と保守の内容で、ソフトウエアとハードウエアの双方に精通している必要があります。サーバーエンジニアは知識や技術、経験が要求される、極めて高いスキルを持った職種です。