サーバーエンジニアとは、サーバーの企画、構築、運用、保守を行うエンジニアのことをいいます。行う仕事は、規格のあるラックにコンピューターや関連機器を収納するラッキングや配線など、物理的なインフラ業務も多いです。
IT業界は慢性的な人手不足が続いています。サーバーエンジニアも例外ではなく、未経験者であっても活躍できる職場はたくさんあります。
サーバーエンジニアには、新たな活躍場所も生まれています。それがクラウド環境です。
クラウドサービスでは、サーバーはデータセンターに置かれ、利用者はインターネット経由でメールなどのサービスを利用します。そのため、自社にサーバーを置かない企業が増えてきたと言われています。
クラウドサーバーでは、例えば、AWB(Amazon Web Service)などが有名です。
しかし、クラウドサービスはまだそれほど浸透していない新しい技術です。そのためクラウド技術に明るく、専門性の高い業務を遂行できるサーバーエンジニアは、多くの企業から重宝されるでしょう。
今後はクラウドサーバーを利用する企業が増え、物理的な仕事を担うサーバーエンジニアの需要は減っていくでしょう。そしてそれに伴い、クラウド技術に明るいエンジニアがより多く求められると予想できます。それに伴い、サーバーエンジニアの活躍する場所自体が変わっていくのも自然なことでしょう。
そのためこれからサーバーエンジニアを目指すのなら、クラウド技術を学べば活躍場所を増やせるでしょう。